私は手帳に「ワクワクリスト」として、その年にやりたいこと、会いたい人を書き込んでいます。2020年そのワクワクリストに書いた項目のひとつが、『着物で浅草散策に参加する』ということでした。

着物は着付けの知識や経験もなし。でもインテリアコーディネートにはある程度の知識があったので、着物の装いも、インテリアを整える感覚でコーディネートしよう♪と思いきや!着物ならではの『ステキに魅せるコーディネート術』がありました。
本日は、インテリアと着物の共通点と、大きく異なる点を書いてみます。
インテリアと着物コーデの大きな違い
インテリアは「足し算・引き算」
インテリアコーディネートを考えるとき、
- ベースカラー:床や壁など、広範囲に使用される色:70%
- アソートカラー:家具などに使う色:25%
- アクセントカラー:差し色=部屋のポイントとなる色:5%
こんなふうに、色配置のバランスを考えます。
何でもかんでも入れ込んでしまうと、バランスが崩れてまとまりのない雰囲気になってしまうので、足し算・引き算をしながら、全体のバランスを整えていきます。
「柄」については、お部屋のスパイスとなるアクセント。ナチュラルやモダンなインテリアを多く扱っていると、多くの柄を扱い組み合わせるということは、なかなかありません。柄×柄は、かなり高度なテクニックでもあります。
着物は、「足し算+足し算+足し算」
着物とインテリアを同様にコーディネートを考えると、
- ベースカラー=着物
- アソートカラー:帯
- アクセントカラー:小物類
こんなふうに思っていたのですが、着物の場合は『ない色や柄をどんどん足していく』ということでした!
柄×柄もオッケー。花柄×チェックもオッケー。大人のモダン×可愛らしいレースもオッケー。ワンポイントどころではなく、ない色や柄を小物で足していくことによって、より華やかに、より個性的な着こなしになっていくそうです。
着物×帯×小物。思い思いのコーディネート










インテリアと着物の共通点とは?
考え方とテクニックは真逆ともいえる、インテリアと着物のコーディネート。そんな中、共通点は何だったのか。
それは、『自分の好きを選び、それを心から楽しむ。』という点ではないだろうか。
ご縁を頂きご一緒することになった方々との、貴重なひと時。着物を通じて楽しもうと集う。「どうしてその柄や色を選んだの?」そんな話から、互いに褒めあい、それを受け取る。自分も周りの方も思い思いの装いで楽しむ。
着物や小物を選ぶ過程で、「こんな色や柄が好きだったんだ」と気づいたり、「こんな色・柄が似合うよ」と声をかけてもらうことで、他人から見た自分ということも知る。そんな発見もありました。
ご一緒させて頂いたみなさんと






そんな時間に心満たされ、自然と笑顔になっていたのではないかと思うと、『ココロ満ちる』というキーワードは、インテリアと同じ。
好きなインテリアイメージを掘り下げ、それを叶えるべく、整える。そのあとにまっているのは、『そこにいるだけで、ココロ満ちる』こんな想いが、インテリアと着物の共通点だったと、感じたのでした。
ココロ満ちるひと時を。
大人だって、ママだって、楽しんでいい!!心から楽しいと感じたり、幸せだと感じることは、心豊かに生きること。エヌスタイルではこんな気持ちを大切に、今後もココロ満ちるインテリアをお届けしていきます。
Special Thanks
着物企画のプレゼンターは、一度会ったら忘れない可愛さと気配り女子♡伊藤ゆにさん
公式ブログ「唯一無二なわたしという存在でご機嫌な毎日を過ごす方法」
楽しく素敵な時間を写真に残して下さったのは、フォトグラファー渡邊智美さん♡
公式Instagram「tomomiwatanabe_official」




これからも、たくさんの女性の笑顔が増えますように。